細かいことを気にしすぎたり、気づいたら自分よりも相手を優先したりして、疲れてしまう。
このように、生きづらいさを感じて、しんどいなと思うことはありませんか?
私も自分を犠牲にしながら、他人を優先して、本来自分がやりたかったことができず、落ち込み、疲れ果ててしまいます。
今回は、そんなあなたにおすすめしたい!「わたしは繊細さん まんがでわかる!HSPが自分らしく生きる方法」についての本を紹介します。
本の概要について
ストーリーは、27歳のOLが主人公のお話。
毎朝機嫌の悪い上司や否定的な女性の先輩、また少しモラハラ気味な結婚間近の彼氏との関係や家族などに悩んでいく様子を描いています。
この本では、主人公の仕事や人間関係についてどうしていったらよいのか?について、物語を通じて答えを見つけていきます。
家族との関係や仕事、人間関係については私たちが生活するうえで避けて通れないものですよね。
読んでいて思ったことは、生きづらさを感じているHSPさんであれば、何かしら一つ思い当たることがあると思います。
この本の1番のおすすめポイントはまんがで書いてあるということ‼
私は本を読むのは好きだけれど、活字は読めないので、絵が多いのは読みやすくて本当にありがたい!
また、漠然とした生きづらさを抱えていたり、言葉にするのは難しいけど、しんどいなぁって感じている方におすすめです!
この本で学んだこと
ここからは少しネタバレもあるので注意してくださいね。
【この本で学んだ3つのこと】
・「キライ」という気持ちは大切
・休む前に家族にざっくり理由を伝える
・助ける前に見守ること
それぞれについて解説していきます。
「キライ」という気持ちは大切
HSPさんって、「なんとなくこの人イヤだな」「苦手かも」と思っても、キライにはならないんです。
良いところを見つけて、なんとかその人を好きになろうとする。
私も職場で、ハッキリ物を言う方がいて、苦手だったのですが、何とかその人の良いところを見つけて、キライとは思わないようにしていました。
ですがこの本によると、「キライ」という感情は、生きていくうえで大切な感情。
なぜなら、相手との距離感を調整するうえで欠かせないからです。
「なんとなくキライだな~」と思って避けても良いとのことでした。
えぇっ!あの人のことキライって思っても良かったの⁉
もし、そのキライな相手と向き合う必要が出てきた場合は、立ち止まって、自分がいまどういう気持ちなのか?を確認することが大切。
休む前に家族にざっくり理由を伝える
特に、実家暮らしをしている方や、パートナーと一緒に暮らしている方に当てはまります。
HSPさんは一人の時間がとても大切。仕事で疲れて帰ってきて何も言わず部屋に閉じこもることもあるでしょう。
ですが、それだと家族やパートナーに心配をかけてしまいます。
「疲れているから今日はもう休むね」「考えたいことがあるからしばらく一人になるね」とたった一言伝えるだけで、相手にも心配をかけず、自分もゆっくり休むことができます。
うわ~…私もよくやっちゃってました。気を付けないと!
ポイントはざっくり伝えること。細かいことは言わなくてOKなので、ざっくり伝えてゆっくり休みましょう。
助ける前に見守ること
HSPさんは細かいことにも気づきますよね。
だからこそ、気になって助け舟を出してしまいます。
良かれと思って助けたのに感謝もされなかったらイライラする…
そんな経験ありませんか?私もあります。
私の場合、職場で相手が困っていたから何度か助けたことがあります。
そうしたら、私が助けるのが当たり前みたいな空気になってしまい、感謝もされず、モヤモヤ…ということがありました。
HSPさんは相手が困っていたり、こうなるだろうなあと予測できるからこそ、相手より早く気付き、すぐに助けてしまいます。
ですが、それは相手の成長する機会を奪ってしまったり、相手がまた同じ問題を起こしてしまったりなど、本当のやさしさとは言えません。
それではどうしたらいいのか?
それは、見守ることです。
相手が困っている様子を気にかけつつもそばにいると、相手の方が自分自身で助けが必要かどうか整理し始めるんだそう。
その時に、「助けてほしい」「手伝ってほしい」と言われたら、そこで助けましょう。
そこまで辛抱強く待てるかしら⁉というのが正直な感想ではありますが、助けて感謝されなくてイライラするよりは良いのかなと思います。
次の仕事の出勤日に意識してやってみようかな~。
まとめ
このまんがのようにうまく事が進むとは限りませんが、このまんがに書かれていることを実践するだけでも、自分の気持ちを大切にできそうな気がします!
私がこのまんがで学んだことについて3つ挙げましたが、他にもいくつかあり、人によっては刺さるポイントが違うと思いますので、ぜひ読んでみてくださいね。